10月に入って何件かお祝いのコチョウランのご注文。9月が苦戦したのでありがたやありがたやです。花屋というもの、世の流れに、影響されっぱなしの業種なので、周りが元気だとお店も元気、社会が暗いとお店も暗い。(どこでもそうかもですが・・・)

9月はどこに聞いても販売等苦戦した月だったようだ。やっぱり社会情勢と原価高騰の影響かなぁ。
コロナ禍で昨年まで内向きの人たちが花や植物に興味を示してくれたのも今となっては懐かしく、業界全体の動きも鈍いよう。
これがどれくらい長引くのかは誰にもわからないが、原材料費高騰はまだまだ続きそう。僕は鉢物担当なので、切り花のことはわからないが、鉢物生産者は農業従事者としての国から特に手厚い保護もないようなので、厳しい状況が続くみたい。岡山県の市場に入荷する今シーズンのシンビジュームも生産者が目減りしていく状況なので数年後には既存の生産者はいなくなってるかも。という情報もある。この業界、年々いい生産者がぽつぽつと辞めていっている状況なのでございます。何とかしないと、僕ら専門店もだんだんと仕入れの範囲が狭くなってきている実感。何か糸口があればと、悶々とする今日この頃。